「お知らせ一覧」

あそび方ではない、感じたものを表現する劇場が自然にはある

劇場だがシナリオはない 提供もなるべくならばしたくないのが極論 自分であそびはつくるもの、つくれるもの 他人から提供されることが当たり前になった社会 満足させることにエネルギーを費やす主催者 それはサービスの一部であったらよいが、すべてであってはならない なぜなら、考えなくなるからだ 人はそもそも考えながら、判断し、決断し、多くの失敗と成功をし 自然の営みに織り交ざりながら生きてきた しかし、それはごく一部の社会に変化した 劇場にはなりにくいが この御勅使川でのイベントは生み出し続ける ものとしていきたいと 講師ながらに叫んでいる 川の水量、味、岩の形状、空気感、当日の湿度、気温 参加者の様子、感情の動きをみながら 決定していく 当然、参加者が勝手にリスクをあそびはじめたらそれでいい 感情の動きが大切である 怖いから安心へ 安心から不安へ そして恐怖へ ココロが踊ること 体験で大切にしている ココロ揺れ動けば、体験が心に残り、やがて経験に変わる

2023年9月12日

生きるを預けてくれる関係性を創る

https://ujuforest.jimdofree.com/ ↑うじゅうの森HP情報はこちらからaccessをよろしく 5,6年前になるでしょうか? うじゅうの森の気遣いの森づくり事業から派生し、水と森の関係を強固な ものとに発案された、川にまみれる 韮崎市域での開催を3年ほど行ったが、ダイナミック性やアクセスなどなど にはまるフィールドが見つからず、南アルプス市の芦安村まで 足を延ばして2年目の夏を終えた 芦安には、全号にもお知らせした南アルプス市大明保育所所長深澤氏の紹介で 旅館なとり屋のご主人とそのご姉妹をご紹介いただき、下見の際はあししげく 通い地域に入り込んだ お姉さまは、以前から八巻氏が存じていたらしく 人柄、地域への溶け込み、愛着感が異常なまでに高く この人口減のさなか、芦安小へ通うなどその村へのプライドが 感じられた 生きるを預けていただくには入念な下見が必要である 危険性の予測、回避、安全性の確保を確実に行い 装備を準備 そして参加者に周知をする 河川は御勅使川 山梨でも有数の暴れ川で知られ かの武田信玄も甲府盆地の稲作や畑作が営まれるようにと 河川の形状を変えた歴史まであり 旧芦安村もなんども河川に飲み込まれ、今もなお、河川工事が 行われており、メインの産業はかつては林業 現在は、甲斐駒ヶ岳や北岳への登山ルートの玄関口として知られている しかしこの流域は、地元民も遊ばないエリア こちらを選択し、地域に溶け込みながらプログラムを展開している このわざわざが地域に溶け込み、嫌がられるコミュニケート わざわざ他地域に訪れる参加者のワクワク 知らないことを知る喜びと不安が混在するスタッフ 現代社会にない、答えのない先の見えない暮らしの一コマ つまり劇場になっている

2023年9月12日

おひさま法人の愉快な仲間たち

https://sun3poppo.com/ 社会福祉法人おひさま会 南アルプス市にて2施設を運営されている 幼保連携型認定こども園ポッポの家 南アルプス市より指定管理制度により運営されている 大明保育所である 詳細については、TOPに掲載したURLから大切にされている 理念をのぞいてもらいたい つたえたいことは、最大にこどもたちをリスペクト していることは当然 信じて待つ 対話を通じこどもや保護者とも対峙し 物事を動かし、つくり、悩み、新しい価値観を生み出し 個人の思想や価値観も大切にし 社會にもその問題や事象を還している コトバで説明すると、どの団体も同じくみえ どこでもやっていることでもある 説明もしたくなかったが、どこかでアップしておかないと とかんじていたが、少しでも伝わる写真が撮れたので 掲載にいたった 特にひいきにしているわけでもない 本質を見極められる また見極めようとする 問題と対峙するcrewが多いことだ この環境にいたら、子どもたちもそうなる 価値観の融合だ 写真は、山梨県市川大門町にある芦川での川の体験 5DAYS最終日の一コマである 川に入るだけでなく、何が安全で危険なのかを身体を通して 経験する 2法人が適正な人数で行い、本年で4年目を終えた 体験だけにとどまらず、川におとずれる若者との交流 ゴミの収集 収集をあししげく行った結果、この行動は山梨県や町役場に知られ 「いつもありがとうございます」との声をもらうようになった 社会に還すとは、法人の役割であり 体験のあるべき姿は、単一のprogramなのではなく 複合的につながり、絡まり、塗れ、どろどろになっていく こういうことなのだと考えている

2023年9月12日

高山病を経験し、8合目でうんことおしっこをしてどこへ運ばれるかを知る

2023年8月6日(日) 市域保育者たちとの登山活動は、7月のフジヤマ5合目御中道ハイキングから姿を変え タイトル通り、8合目(3,100m)までを登山することである 自分のカラダは意識はどうなるのか?初めての登山と未到達の標高(3,100m) 本人たちは予測もできるはずもない しかし不安が勝ってしまえば、安心させるしかないし、最悪行かないことを選択する だから行くことなのである 行けば、ダイレクトに感じれる それが大切 面白がっているわけではない、命あって下山しなければならないし、ケガもさせられない なので、riskmanagement力を高めておく必要がある。 その一つが対話である 装備も大切だが、もっとも大切なことは、自分たちできちんと装備や体調、スケジュール などすべてを管理運営していくことである ケガした際も自分たちで下山する装備を山にあげていた 登山というものはそもそもそういうことなのだと思うが そうではなくなっていることを 今回の登山で痛感させられる ゴミ、ごみ、ゴミ 挨拶なし、気遣いなし 助け合いは多少あり 頂上しか目指さない山はこんなにも人の関わりを断絶させてしまう 山小屋には無数の水分、酒、杖、ステッカー 軽装で山に登れることを助長していることにつながっているのではないか? どれも正しいのかもしれないし、間違っているのかもしれない ただ一つ、このフジヤマはだれの山なのだろうか? と問われ、問いながら登山できた そういった山なのだと 5合目トレイには山積みにされたペットボトル、ビニール袋 汚いトイレ 利用客のモラルが問われる そして問いたい そして、商品化された富士山は環境に配慮されたと銘打つも 汚い お土産を買いあさるバスツアー おびただしいバスの数にバスに乗車してくる人々 弾丸登山よりも利用マナーは悪いように思う TVや報道では伝わってこないリアルがあった 初めての登山に富士山を選択している人が多いことである ザックの背負い方 パッキングの中身が気になる 無理して登山し、低血糖と高山病の人たちに7,8人出会った そして声をかけた 靴のソールがはがれ苦慮していた若者に声をかけ、説教し outdoor用の粘着強力なテープを巻き、補助用のテープも授け 下山に世話を焼いた 自分の降りることも責任だが 助けることも責任である この部分が圧倒的に無責任であった だから6合目に入り口に管理センターが設置され 登山自重を促している またまた登山時に任意で支払う協力金1口1,000円も排泄時に支払う 協力金200円も法外に安価だ 何を守ろうとしているのかが見えにくい 山になっていた 景色だけ、ご来光だけが取りざたされる山 いや違う、活火山であり 足元の岩は地球の産物溶岩 かつての噴火で噴出したもの その波打つ様が物語る それを感じれる山だが そのことを感じながら登山する人は何人いるか? 樹木根っこは踏み荒らされ 崩壊し行く沢は工事により 姿を変えていく 山はだれのものなのか???

2023年9月12日

三重県いなべ市「暮らしと自然がつながるLab.」みんなで丸になって話す日

都留から西へ400㎞ 旧大安町中央児童センターの未来を描くWSの前座となる シンポジウムへ 詳細は以下のlinkから 「暮らしと自然がつながるLab.」みんなで丸になって話す日 https://www.inabe-gci.jp/machi/2023/07/inabegreenlab2023/ 今年行う予定の事業詳細を案内 企画運営元 一般社団法人グリーンクリエイティブいなべ HP https://www.inabe-gci.jp/ 企画運営者 荒木さんにとてもお世話になっています 荒木さんはいなべ生まれのいなべ育ち いなべの実践者2名のご紹介 認可外保育施設 いっしょに子育ち親育ちなないろのわ 代表 才賀美奈氏 https://www.youtube.com/watch?v=kIeBOTeTVLc (シンポジウム_YOUTUBE) 2019年に三重県菰野町にある森の風ようちえんの子どものための 森づくりWSにてご一緒に、あれから4年 児童センター建て替えに向けてのプロセスのお手伝いをと 声をかけていただきました ありがとう!! パーマカルチャーデザイナー・木こり 田端昇 氏 詳細は、https://www.inabe-gci.jp/machi/2023/07/inabegreenlab2023/ ↑こちらから 2019年に三重県菰野町にある森の風ようちえんの子どものための 森づくりWSにてご一緒 こちらも才賀さんと同じ場所、同じ空間で 出会う 当時は、保護者でありながら、私たちの森仕事を全力で支えてもらった ご縁 コトバは足りないが、技術は一級品である https://www.youtube.com/watch?v=6cU-yEb5uXs (シンポジウム_YOUTUBE) 総括 ばんちょ https://www.youtube.com/watch?v=NcQK2yGtkCU (シンポジウム_YOUTUBE)   自然の営みに入れているのだろうか?人は なぜ、リサイクルをするのだろうか? サイクルの中に入れないのだろうか? 対話とは? などなど、問ばかりの答えのない問いに 戸惑いながらも参加者60数名は、夢中で語り、その語りに耳を傾け また、語り始めていた そして、やりたいことがわからないという 批判的思考もしっかりといただいた 行政がつくる協働のスタイルは 本質を貫くことができるのか? グリーンインフラは、どこまでの自然をインフラにして デフレにしていくのか? 問いは尽きない 11月11日、12日も再訪問 今度は、問いを実践にして、形にしていくworkhshop たのしみ楽しみ

2023年8月31日

薪割りインスタレーション2023 叫び!

インスタレーションとは、展示空間を含めて作品とみなす手法 音や光といった物体を依拠しない素材を生かした作品や、観客を内部に 取り込むタイプの作品 この手法を持ち込んだのは、20年来のお付き合いになる市内在住の アーティスト原健吾氏 ヒトを巻き込み、介在、混在、実践することで何かが変化してくる こと生きながらにして、活躍に転じている 原さん自身が作品でもある 市域の小学生たちが6トン以上の丸太を鋸やチェンソーで玉切られた スギの木をひたすら割る、積む、妄想を描く、乗る、飾る 運ぶ、嘆く、叫ぶを繰り返し 1日で完成しているようないないような ハートはハートフルになっているはず オトナも子どももいっしょになってWORKする そして心通わせる この薪は2024年3月いっぱい展示しています 夜間は、ソーラーの力を借りてライトアップ 炭素固定に少しばかりの貢献 気休め程度にしかならないが・・・。

2023年8月31日

富士山を身体に入れる

市域のとある保育園の保育者らで結成する登山サークル 「富士山に登って御来光がみたいので、ばんちょ一緒に行っていただけませんか?」と 即答で嫌ですと返事しました それはなぜか、毎日同じように活動する太陽に感謝できない一時の感動の ために時間は費やすことはできないと・・・。 大切なことは、毎日の当たり前に感謝の気持ちを表現できないと 足元の地球を失いそうで怖くなる そんなことを話しました そこで、韮崎市のうじゅうの森の八巻さんちともコラボし 北杜市日向山(1,200m) 2022_11 北杜市飯盛山(1,400m) 2022_12 富士河口湖町三つ峠山(1,786m) 2023_03 と死と生と向き合う3,000m級の富士山に思いを寄せ馳せることを 付き合ってくれたら、いきますよと条件を出したら 受け入れてくれた これは生き方が保育や保育者人生につながると考えたからだ そして富士山のテーマがこちら 「5合目御中道を巡りながら、富士山に思いを寄せ馳せる」 「8合目(3,100m)までの登山image、gearの準備 カラダに富士山を入れる」ことをテーマにした 3名の参加

2023年8月31日

第1回 全国子どもの森づくりフォーラムinSAITAMA

それは変わりたいと、変えようとしているから そんな人間が集うフォーラムへの登壇の依頼があったので 7月初旬に埼玉県秩父市までいってきた 事例発表は、地元開地保育園と甲府市にあるくだまこもれびの家 の2園の森づくりだけでなく、森や園、地域を介した園や縁、宴づくりの 活動報告や課題や今後の方向性をpresentation その後は分科会参加者とのsession 保護者理解の話がメインで上がった それでも伝えたかった、子どものケガする権利 安全だけでは、こどもは育たない 危険と安全の行き来をすることが大切と 今回の資料は、すべて保育や園長らに制作してもらうことを 試みた forumの様子や以下URLから *ダイジェスト版 https://www.youtube.com/watch?v=Hbbaj_fVAMU&list=PLMvvhD9xvwflBrDeuT60O10DmXT6MYr10&index=9&t=61s *プログラム別 https://www.youtube.com/playlist?list=PLMvvhD9xvwflBrDeuT60O10DmXT6MYr10

2023年8月28日

entrepreneurship program2023in真鶴町の海と人、いきものすべて

世の中や社会、家族、地域、學校、自分の課題と向き合い、真正面からぶち当たる 真正面でなくとも斜めからもぶち当たる Supportにあたる 関わり、関わる アメリカで唱えられたentrepreneurship(起業マインドの醸成) 課題解決をテーマにその手法ではなく、マインドを形成していくprogram その設定先として、海を選んだ 縁もあったが大切なのは、海と森にスム人間同士が同志が同じ課題をもち 活動を続けていたことだ コロナ禍も継続しながら 連絡を取り合っていた そして、海のごみの8割は森から流れてきていますと・・・・ 衝撃がはしる だから続けていく 問題を軽視せず、向き合う そのオトナの価値観で子どもたちは育ちゆく

2023年8月28日

ネイチャーセンターが目指す社会像「許される社会」

悪戯が許されなくなり 悪戯も管理されなくなって幾年経つのだろうかと ふと考えた2022年 子どもたちを年間3,000人ぐらい受け入れていて 考えさせされたし、考えた その背景には、こどもの数とオトナの数の割合だ いわゆる少子高齢状態が加速と核家族化 あとは子どもが野外で遊ばず、部屋の中に閉じこもった いや閉じ込めた いわゆる管理 そしてこのセンターではこの現象が起きている 「〇〇してもいいですか??」 という許可をとる姿 そこから大方許すことをはじめている しかし、すべてゆるしては無法状態 放任状態 そのこどもの背景を瞬時に捉え、関わる その子にとっての責任感、関わりの度合い 想い、私との信頼関係 などなど合わせ、真剣にふざける そして研究も怠らず、こどもを研究し続ける なぜか、こどもはオトナを研究している から 山梨大学教育学部との研究は5年目を迎えた こどもはパーフェクトだ 色を付けるのは、おとなだし、社会

2023年8月28日

夏の始まり

6月29日(木)に来てくださったのは、開地保育園のみなさんです。 その日はとても蒸し暑く、少し動くだけで汗がだらだらと出てくる日でした。そんな暑い中、追いかけっこを子供たちが始めることになりました。 ですが、一人の園児が『○○君鬼ね、○○ちゃんも鬼ね』と相談もせずに割り振ったのが少し気に入らなかったようで、結局人が集まらず追いかけっこは始まりませんでした。 いつまでも暑いところにいても仕方がないということで、川に行き子供たちは水の中に入って気持ちよさそうに涼んでいました。

2023年7月24日

のびのび興譲館 自然塾の皆さんが来てくれました

6/10~11日に来てくださったのは、のびのび興譲館自然塾の皆さんです。 のびのびの興譲館を知らない方簡単に説明すると、幅広い分野での自然体験や社会体験などで少年少女たちの成長をはぐくむ、都留市の取り組みです! 小学4年生から中学3年生まで応募をしているので、興味がある方は来年になりますがご応募ください。 今回、自然塾の皆さんは一泊二日のキャンプをしてくださりました。 ナイフの原理を知ったり箸を作ってみたり、普通に暮らしていては得られない知識・経験を得ることができとても有意義な時間でした! 夕食はトマト風味のドライカレーをいただきました、トマトの酸味でカレーの辛さが中和されていてとて美味しかったです!

2023年6月12日

大事なことは「やってみるということ」

本記事は林業を通じた起業家マインドの育成を目指す「JUNIOR FORESTers CLUB」の活動レポートです。 「JUNIOR FORESTers CLUB」について詳細は下記をご覧ください。 https://takaranoyama.camp/news/naturecenter/448/ 皆さんはお米を炊くのに、羽釜を使ったことがありますか? 実のところ、私にはありませんでした、私以外にも羽釜を使ったことがない人は多いでしょう。 先日、開地保育園の子たちと一緒に羽釜でお米を炊いてみました。 最初にやったことは薪集めです、木枝や杉の落ちた花などを集め、それらを薪とします。 次に薪をへっついにいれ、火をつけてその上に羽釜を置き少し待つと完成です。 そうして炊いたお米を子供たちもおいしいそうに食べていました。

2023年6月9日

クラブ員募集!!2期生あつまれ!!!(技術指導員ばんちょ)

都留市/南都留森林組合/都留文科大学が協働し青年前期、つまり中学期の子どもたちの 起業マインド・課題解決力・持続可能性をはぐくむことをコンセプトにした社会教育となっている 月1回の開催となっており、年間12回 内容は、林業の技術者を養成するわけでなく、林業の課題や問題、地域の森の問題や課題 そこに住み入る人びとの交流を通じ、提言なども行っていきます 現場は、市域の小形山地内 地主がこのクラブに介入していることもマインド形成することの一役を大きく担っている 本年からは、5月~8月をプログラム化で行い9月からは、1期生から2期生への技術の継承や 問題に直接的に取り組みプロジェクト型へ移行していくことが特徴 市域の森林の問題だけでなく、県域(甲府市武田の杜/全国植樹祭開催地/韮崎市なかまフィールドうじゅうの森) 県外(東京学芸大学)などの現地視察を行い、意識の比較を行えるようなカリキュラムも準備したが、 クラブ員に必要ないから別な場所への視察依頼を受けれるように子どもたちと学びと親睦を深めていく。 子どもたちには、クラブ員費も12,000円収めてもらうが この費用は、子どもたちが画策して、思案して、必要な用具や器具などを購入することができる規約も拵えている 考え、実践するのはクラブ員 その環境設定を行うのが技術指導員の役割となっている 多くのといっても、10名しか公募していない しかし、この数名が社会の課題を解決していってくれるならばその価値は大きい お待ちしています   ▼入会申込はこちらから ジュニアフォレスターズクラブ2023申し込みフォーム

2023年5月16日

地主の責任 ~改めて地主とのセッション~ ばんちょ

本記事は林業を通じた起業家マインドの育成を目指す「JUNIOR FORESTers CLUB」の活動レポートです。 「JUNIOR FORESTers CLUB」について詳細は下記をご覧ください。 https://takaranoyama.camp/news/naturecenter/448/ 2022年11月16日、JFC選木program 午後 改めて地主さんに森への意識変化があるのかを聞いてみた。 地主さんは、たくさんの思いを胸にこれまでの歴史、子どもたちの関わりのなかでわかったこと これからどうしていきたいかなどを話してくれた 子どもたちはその言葉を「自分が気になるワード」を抽出し、紙に書き残した それらのワードをカテゴライズし、カテゴライズされたワードの塊を 責任をもって引き取り、タイトルをつけてみた 地主さんの言葉にインスパイアされたtitle付けは、気持ちを動かしたようだ 「地主の責任」というワードが地主さんから発せられ、その言葉の責任の重さに クラブ員たちも一瞬、静まり返った。 植える責任、伐る責任、活かす責任とそれぞれの年代で責任が発生していることが明確に なったのもあきらか。 関わる指導員もクラブ員もみんな責任を積み重ねながら関わることで、森は生きてゆく そんなワークとなった。

2023年1月31日

ヒトはそもそも、忘れていく生き物である(ばんちょ)

本記事は林業を通じた起業家マインドの育成を目指す「JUNIOR FORESTers CLUB」の活動レポートです。 「JUNIOR FORESTers CLUB」について詳細は下記をご覧ください。 https://takaranoyama.camp/news/naturecenter/448/ 【伐倒編】 12月13日(日)、小形山集会所に参集したクラブ員は、定刻で9時半に全員集合となった。 本日のworkは「伐倒(ばっとう)」 つまり、木を倒すことである。命を危険に晒す大冒険の始まりなのである。 起業マインドの醸成や問題の抽出や課題の設定など自らの力で解決のできうる経験を林業を介しての活動を行っている。 のだが、ヒトはそもそも忘れる生き物だから、4月からのworkで積み上げたものは忘れているのである。 面白いことに経験をしているから思い出すから、あら不思議!!たとえ時間がかかったとしても思い出すからいいよね。 ここで大切なことは、森を題材に

2023年1月11日

みんなで作った物語(12月 JFC振り返りレポート)

本記事は林業を通じた起業家マインドの育成を目指す「JUNIOR FORESTers CLUB」の活動レポートです。 「JUNIOR FORESTers CLUB」について詳細は下記をご覧ください。 https://takaranoyama.camp/news/naturecenter/448/   物語ではみんなで地主さんの話をきいて大事な言葉だけメモをしそれからみんなでじゃんけんをしてなにをメモしたのを床に置いて おなじもの似たものがあったら出された紙のちかくにおいて次の人にバトンをまわしてその繰り返しをした そして一人ひとりタイトル決めをした 次にタイトルを発表しそれからビデオを撮った面白いビデオができて良かった タイトル決めは難しかったどうやったらうまく関係したタイトルができるか悩んだ 亀澤眞生

2023年1月10日

選木から学んだこと(12月 JFC振り返りレポート)

本記事は林業を通じた起業家マインドの育成を目指す「JUNIOR FORESTers CLUB」の活動レポートです。 「JUNIOR FORESTers CLUB」について詳細は下記をご覧ください。 https://takaranoyama.camp/news/naturecenter/448/   父:どんなことが印象に残ってるのか? おと:木をまわしてたおす 父 :まわすってどういうこと おと:バットゾーンがあって、おいくちとうけくちを作って、真中まで切って、ロープで引っ張っったけどまわりの木に引っかかっ てしまい、スリングで木に巻き付けて、ちょっとだけわっかを残しておいて気を入れてバットゾーンに入らないように木をまわして向きをかえて倒す。 父:バットゾーンって何? おと:木が倒れるところを決めて、入ってはいけない場所 父:どんな道具を使ったの? おと:のこぎり・ロープ・カラビナ・滑車・スリングを使った 父 :この日は自分で木を倒したの? おと:12月に倒す準備をした 父:そうなんだね。森の中で木を倒すのは難しいの? おと:障害物がいっぱいあるから難しい 父:木を倒すために一番重要なことは何? おと:安全におこなうこと 父:安全に行うために一番重要な作業は何? おと:おいくちとうけくちをつける方向が重要 父:そうなんだね。

2023年1月10日

「縁づくりのJFC(ばんちょ)」(11月 JFC振り返りレポート番外編)

本記事は林業を通じた起業家マインドの育成を目指す「JUNIOR FORESTers CLUB」の活動レポートです。 「JUNIOR FORESTers CLUB」について詳細は下記をご覧ください。 https://takaranoyama.camp/news/naturecenter/448/   本日のメインテーマ「伐木のメカニズム」を竹田隊長と学びあっていた子どもたち。村(小形山)の講師?たちは突然のように必然に現れる。資料館裏にそびえたっていた「大ケヤキ」の木の話。写真を出しながら語り始める。 「大人が7人手をつないぐらいの幹回りで、大きかったよ」ほらと写真をさらりと出してきた。「ケヤキにあった穴蔵で博打やってたらしいよ、ぼくはやってないけどね」と山本氏。樹木の話だけでなく。樹木にまつわる暮らしや人々の感情、地域に移り変わりの話に子どもたちも真剣。「博打って、何?」とメモを取り始める。メモを取れば、疑問が沸く。「このケヤキの木は伐ってどうしたんですか?」「木はね、伐ってお金にしたらしいんだけど、それから、いろいろとあってね」と明言を避けた空気感は何とも言えず・・・私たち技術指導員の面々も引き込まれた。それから先のお話は館長に直接、お尋ねください。 こうして、、森の維持管理を学ぶだけでなく、起業マインドの育成を活動の理念に掲げるJFCは森の地主のみならず、小形山に住み、森の関わってきた住人とのセッションも、JFCに集う子どもたちとのマインドを繋ぐ重要な機能の一つとして、大切にしている。

2022年11月22日

11月 JFC振り返りレポート(佐藤怜)

本記事は林業を通じた起業家マインドの育成を目指す「JUNIOR FORESTers CLUB」の活動レポートです。 「JUNIOR FORESTers CLUB」について詳細は下記をご覧ください。 https://takaranoyama.camp/news/naturecenter/448/   ①面白いと思った事 木の組織のつくりが、中側が歳をとっていて外側が若い・ 樹皮や内樹皮、形成層、木貫部など、外側からは見えないものが木の中にあって面白いと思った。   ②気になった事 間伐をする種類(同じように傾いていたりしても種類によって先に切る種類があるのか?)気になった。 ③もっと知りたかった事 何故、木のバランスが悪いまたは、細いものから切るのか? 細い物はこれからがあるから、残してもよいのでは?    

2022年11月20日

「木の組織と構造そして間伐(佐藤翔瑛)」(11月 JFC振り返りレポート)

本記事は林業を通じた起業家マインドの育成を目指す「JUNIOR FORESTers CLUB」の活動レポートです。 「JUNIOR FORESTers CLUB」について詳細は下記をご覧ください。 https://takaranoyama.camp/news/naturecenter/448/ 何を学ぶことができたか? 木の組織は中央から各組織で、できており順番に心材→辺材→木質部→形成部→内樹皮→樹成り立っていることを初めて知れた。 そして少し自分がびっくりしたと思った所があってそれが根本が広くなっているほうに年輪が広くなることにびっくりし、だから崖っぷちにはえてる木々の根元のほうは形がおかしいんだなと思いそれをしって解決できました。  

2022年11月20日

林業を通じた起業家マインドの育成を目指して 〜JUNIOR FORESTers CLUBがスタートしました〜

JUNIOR FORESTers CLUB(JFC)とは 「JUNIOR FORESTers CLUB」は中高生を対象として都留市、南都留森林組合、都留文科大学が協働で取り組む1年間の青少年育成プログラム事業です。これから世界的に目指す「脱炭素社会」を林業の現場から知り、実際に木材を加工・販売する経験を通じて、起業マインドの育成を行います。         PDF資料はこちら   JFCのコンセプト ●林業を通じた起業mindの育成 林業に対する価値観を変え、自分自身の力で未来を切り拓く起業mindを持った青年育成 ●環境に優しい持続可能な世界を築く 未来をより明るく、より暮らしやすく、子どもたちが将来帰ってきたいと思う緑豊かなまちづくりを子どもたち自身の手で ●地域の課題を解決できる人間育成 自分の住む地域を知り、課題を捉え、考えることができ、地域の人々とのつながりの中で、自分の役割を果たそうとする   JFC設立の背景 都留市では、2021年2月15日に、山梨県地球温暖化対策実行計画の長期ビジョンで掲げた「2050年にCO2排出実質ゼロ(CO2ゼロやまなし)」の達成に向け、山梨県および県内全市町村共同で2050年に温室効果ガス(二酸化炭素)排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を宣言しました。   CO2の吸収源としての人工林荒廃、林業自体の衰退を食い止めることには極めて重要です。プロプロしかし近年、若者の地域離れや林業従事者の高齢化が進み、地域森林の担い手不足が深刻化しています。実際に都留市内には人工林が多く、野生鳥獣による農作物や林業被害の温床ともなり、市内の森林荒廃が進む一因となっています。また、森林所有者の森林離れが要因となり、森林整備の遅れと合わせて森林資源の活用が進まず、森林を軸とした地域経済の消失も深刻化しています。   本事業は、地域森林に関わっていく「将来の担い手」を育成することによって、地域の森林再生や森林資源の有効活用を活性化させ、脱炭素や災害防止といった森林を取り巻く課題解決に繋げていくことを目的としています。   JFCの概要 対象:都留市及び近隣地域在住の中学⽣および⾼校⽣男⼥ 主催:都留市 実施主体:南都留森林組合 協⼒:都留⽂科⼤学 活動頻度:1か⽉に⼀度(⽇曜⽇) ※2022年度の募集は終了いたしました。   運営メンバー ・佐藤 洋(JFC事業発起⼈/宝の⼭ふれあいの⾥ネイチャーセンター学芸員/都留市産業課) ・竹田 仙比古(南都留森林組合 参事) ・高田 研(都留文科大学 教養学部地域社会学科 特任教授/一般社団法人地球温暖化防止全国ネット 理事長) ・福島 万紀(都留文科大学 教養学部地域社会学科 専任講師) ・森嶋 昭人(都留市企画課 政策推進担当リーダー) ・小林 克也(都留市企画課 副主査) ・山本 理恵(都留市企画課 副主査)   脱炭素との連動 「適切な森林経営」による炭素吸収の期待 1997年に締結された京都議定書において、森林の炭素吸収をカウントし評価する枠組みが構築され、カウントの対象となった森林は下記の2つである。   1:森林以外の⼟地被覆であった場所に1990年以降、新規に植林をされた森林 2:1990年以降に間伐等の適切な経営が⾏われた森林   しかしながら、⽇本国内において、1.に該当する森林はわずかであり、2.の適切な森林経営への期待は⼤きい。さらに2017年に⽇本はパリ協定の締結国となり、2030年における温室効果ガスの削減⽬標を、2013年⽐の26%減と設定した。その26%のうち、2% (2700万t-CO2)を森林吸収源対策により確保することとしている*1)。   家庭で使用するエネルギー排出削減への貢献 環境省が⽰す2030年度までの温室効果ガスの排出削減⽬標を⼆酸化炭素に換算すると、約10億4,200万t-CO2 である。このうち9割にあたる約9億2,700万t-CO2 がエネルギー部⾨から排出削減することを⽬標としている。エネルギー部⾨の⽬標値のうち、家庭で使⽤するエネルギーの排出削減⽬標値は約1億2,200万t-CO2である*2)。 そのような状況の中、JFCの活動は、森の⼿⼊れにとどまらず、森林資源の多⾯的利⽤を実践とともに学ぶ場でもある。⽊⼯、薪ストーブの活⽤、特養林産物の⽣産など、森の恵みを享受する活動により、中学⽣・⾼校⽣が環境持続的な暮らしの技を習得し、エネルギー排出削減へ寄与する取り組みとなる。   脱炭素社会の担い手の継承 多⾓的な視点で⾏われるJFCの活動の「地域資源循環型の起業マインド」の育成活動を通じ、中学⽣・⾼校⽣による脱炭素社会の担い⼿継承を⽬指す。 *1)林野庁「パリ協定の⽬標」2021年8⽉20⽇最終閲覧 https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/ondanka/con_pa.html *2)環境省「地球温暖化対策推進法と地球温暖化対策計画」2021年8⽉20⽇最終閲覧 https://www.env.go.jp/earth/ondanka/domestic.html

2022年8月1日

「ワーケーションコテージ」モニタープランのご案内

山梨県都留市は東京新宿から90分。   宝の山ふれあいの里キャンプ場は日帰りで楽しめる里山キャンプ場です。管理棟とコテージを利用することで最近話題の「ワーケーション」で利用いただくケースもございます。 そこでこの度、期間限定(〜11月末まで)で「ワーケーションコテージ」のモニタープランの提供を開始しました。利用金額は通常のコテージと変わらず、ワーケーションコテージをお使いいただけます。     【ワーケーションコテージのご紹介】   ワーケーションコテージは下記「10人用コテージ」にワーケーション用の家具を設置したコテージとなります。   広さや設備は下記10人用コテージと同様となります。家具がございますので、4名程度でのご利用を推奨いたします。   https://takaranoyama.camp/cottage/#cottage10     ワーケーションコテージでは、ゆったり寛げるソファと集中してデスクワークのできるデスク&チェアをご用意しました。仕事をしながら疲れたらソファでゴロンと寝転びながら音楽を聞いたりしてリラックスしてお過ごしいただけます。     設置しているデスク幅は160cm。パソコン作業だけでなく手書きノートを使うにも十分な広さです。椅子はハーマンミラーのアーロンチェアをご用意。体の負担なくデスクワークに集中していただけます。   ※ただし、1点注意点がございます。インターネット回線が十分ではありません。山奥のため、ポケットWiFiも繋がりますが、回線が早くはないのでご注意下さい。   管理棟ではインターネットが使えますので、インターネット接続が必要な業務は管理棟で行っていただくのが宜しいかと思います。   ※管理棟の利用には別途費用がかかります。 ・半日使用:1,570円 ・1日使用:3,190円     他にも室内に折りたたみ式ロッキングチェア NYchairX(ニーチェアエックス)を2脚ご用意しています。     コテージの庭には備え付けテーブルと椅子がございますので、外でのBBQももちろん可能です。また、屋外用に包み込まれるようにゆったり座れるSnowPeakのTake!チェア ロングも2脚ご用意しております。森林浴しながら読書など贅沢な時間をお過ごしいただけます。   その他、広さや設備は下記10人用コテージと同様となりますので下記よりご確認ください。 https://takaranoyama.camp/cottage/#cottage10   ※家具がございますので、4-5名程度でのご利用を推奨いたします。     【価格・ご予約方法】   2021年11月までモニタープランとして通常のコテージ利用料金と同じ金額でご利用いただけます。 1泊:26,690円(税込) 日帰り:13,340円(税込) ※お支払いは現金のみとなります。何卒ご了承ください。   お電話の際に「ワーケーションコテージを予約したい」とお伝え下さい。または下記お問い合わせフォームから「ワーケーションコテージ」を選択してお問い合わせくださいませ。   ※プロジェクターやスクリーンをお使いの場合は貸与可能ですので予約時にその旨お知らせ下さい。   モニタープランとなりますので不備もあるかと存じますが、リクエストも頂ければ幸いでございます。リモートワークなど、皆様の「新しい働き方」の選択肢として是非お試し下さい。

2021年11月15日